マニラ 今回も逮捕か?
すでにご存知のかたも多いですが、私、フィリピンで 「指名手配」 されてるんです。
そう、私と同姓同名の人が。。
何が起きるかというと、フィリピンを出国するときに毎回イミグレで捕まるんです。
最近慣れてきたんですが、、、
何がムカツクかって言うとここの係官、ほんとすげぇー感じ悪い人が多いんですよ、、
中でも能面のような顔した眼鏡オヤジと能面のうような顔した眼鏡オバア
こいつら兄弟か?ってくらい感じ悪さが似てます。
はじめての方のために、前回の様子を簡単に振り返ってみましょう。
パスポートを能面オヤジに渡して、コンピュータでチェックすると、
ピクピクッっとオヤジの眉毛がつり上がります。
そこですかさず、前々回のときにイミグレのお姉さん(この人は感じよかった)に
次に来た時にこれ出しなさいね、って手渡された手書きのメモを渡します。
簡単にいうと 「この人は別人よ」 って書いてくれてるんですが、、、
能面オヤジは、横目でチラっと見ただけで、フンッと軽く無視。そして、、、
「おまえの乗る飛行機はない!」
「おまえは、ここに来るんじゃなくて、あっちのオフィスに行くんだ!」
と怒鳴られながらパスポートを投げ捨てられ、オフィスで取り調べを受けた訳であります。
そこで今回、事前にフィリピン大使館に電話して相談したんです。
「オキノドクデスガァー、タイシカンデハ ドウスルコトモデキマセン」
「イミグレーション ノ オフィサー ニ イッピツカイテモラウノガ イイトオモイマース」
親身になって聞いてくれましたが、結局はイミグレの親分に一筆書いてもらうのがよいだろうってことです。
私、嘆願書を用意して持って行きましたよー!
で、今回は直接イミグレのオフィスに自ら乗り込み嘆願書を突きつけたのであります!
ちょうどお偉いさんがお相手してくれました。
この人はとっても感じがよくて、ちゃんと話を聞いてくれます。
それでも、一応、私が本当に別人であることを確認するために、渡航暦をすべてチェックし、
どこで何をしたかを過去にさかのぼって全部聞かれましたが。。。
そして、ダイビングのためにフィリピンに来てることを知ると、
「SCUBA」は何の略か言ってみなさい。 ときました。
え”えぇーーー
な、なぬ?? SUCUBAってひとつの単語じゃないの???
横にいたふみすけも分かるはずもなく意味もなく笑顔で誤魔化すだけ、、、、
「あなたは本当にダイバーか?」 と聞かれる始末。
坂さん、カズさん、竹内さん、もしこれ見てたら、パっと言ってみてちょーだいよ!
Taeちゃんならスラっと言えるかぁ??
で、「お願い教えて!?」 って頼んだら、肩をすくめながら教えてくれました。
Self Contained Underwater Breathing Apparatus
おぉーーーー、ふみすけと2人で大拍手しちゃいました!
で、肝心のレターについては、、、
「ここで私が書いても無意味である。」
「マニラの入国管理局に行って、記録を消してもらいなさい。」
と言って、マニラシティの入国管理局の住所を書いてくれました。。。
ということは、マニラに一泊しなきゃならないじゃん、、、トホホーであります。
とりあえず、出国カードに 「この人は別人だよん」 と書いてもらって、
やっとこさカウンターに並んだわけであります。
で、ここで能面オバアが登場!!
いや~な予感がしたんですが、、、、、
ムスっとした表情のまま、、、
「Go back there!」
と怒鳴るじゃありませんか。
「なんでだよ!今、オフィスに行ってこれ書いてもらったんじゃないか!!」
と必死に食い下がる私。。。
しかし、オバアは、さらに大きな声で、
「Go back there!!!」
と繰り返し、「私の担当じゃなーーーい!」 と激怒。
おいおいおい、、、なんだよこのオバア、、、
仕方なくオフィスに戻ると、さっきのお偉いさんが、それを見ていたようで
またまた、肩をすぼめながら 「じゃ、そこのカウンタに渡して」 と言って、
自らカウンタにいたお姉ちゃんに軽く説明してくれて、やっとこさ通過出来たであります。
最初からそうしてくれよ、、、、と思ったけど、、まあいいや。
毎回このような攻防を1時間以上に渡って繰り返すたびに、
もう二度とフィリピンなんか来るか!!って思っちゃいますよ。。。
って、5月にまた行くんですけど、、、、(^^;