マニラ乗換え お役立ち情報
マニラには現在4つの空港ターミナルがあって、移動するにはタクシーが基本となります。
フィリピン航空を利用する場合は、国際線も国内線も同じターミナルなので移動しなくてすみます。
しかーし、フィリピン航空はどこのアライアンスにも加盟していないので、マイルを重視する人は
どうしても国際線は他のエアラインを使うことも多いと思います。
2010年2月現在のターミナル使用状況は下記です。(今後変更の可能性があります)
Terminal1 | JAL, TG, NW などの、フィリピン航空、セブパシフィック以外の国際線 |
Terminal2 | フィリピン航空の国際線と国内線 |
Terminal3 | セブパシフィックの国際線と国内線、PAL、Air Philippines |
Domestic | Zest Air、South East Asian Airlines、その他専用機など |
ここでは、ターミナル1に到着して、国内線に乗り換える場合の注意点を少々。
主な移動手段は
1. シャトルバス
Terminal1,2,3と国内線Terminalをグルグル回ってます。
バスと言っても10人乗りくらいのミニバスです。
多いときは10分間隔くらいで次のバスがくるので少し待てば乗れます。
大きな荷物があっても一人20ペソです。お釣りもちゃんとくれます!
ただし、行きはほとんどの場合が乗り継ぎ時間が短いので避けたほうが無難だと思います。
タクシーだとおよそ15分程度、シャトルバスは30分以上かかる場合もあります。
特に空港周辺の道路はすごく渋滞しますので、タクシーを使いましょう。
2. クーポンタクシー
空港間の移動は150ペソと定額料金です。正規メータ料金よりは割高ですが、安心・確実に乗るなら一番のおすすめ。
下のメータタクシーの客引きがしつこいので相手にしないで突破しましょう。
3. メータタクシー
まっとうな運転手に当たればクーポンタクシーより安いはずです。
しかし、多くの運転手はメータを倒さず、料金はクーポンタクシーよりも高い料金を要求してくるでしょう。
強い意志とある程度の語学力があって、脅されても怯まないかたならチャレンジされてもよいと思います。
ただし、空港間の移動くらいならボられても200円とか300円でしょう。
ちなみに、私が試しに乗ってみたとき、やはりメータは倒さず200ペソを要求してきました。
私は知らん顔して150ペソだけ渡しましたが、もう一枚(50ペソ)出せと迫ってきました。
「クーポンタクシーが150ペソなのに、それ以上払うか!」 と言うと引き下がりました。
たかだか100円ほどですが、こういう取り方をする人には絶対あげません!
さて、空港からタクシーに乗り込むまで、いくつかの注意が必要です。
下記のTerminal1のマップを見ながらいきましょう。
入国審査
国際線の到着時間が結構重なっているので、長蛇の列が出来ることがあります。
乗り継ぎがある場合は、少しでも早く突破しましょう。
両替
手荷物を受け取り税関を抜けると両替所があります。
ペソを持っていなくて、すぐにタクシーに乗る場合はここで両替します。
もし大きなお札しかもらえなかったら、10ペソ、20ペソ、50ペソなどにも替えてもらいましょう。
ポーター
フロアに出ると、たまにしつこいポーターがいます。
無理やり人の荷物を持とうとします。そしてわずか数メートル運ぶだけでチップを要求してきます。
近寄ってきてもハッキリと「ノー」と言いましょう。
クーポンタクシーへ
外に出てすぐ左側にメータタクシーの乗り場があります。黄色いタクシーが並んでいます。
強引な客引きも多いですが、いっさい無視しましょう。興味ありげな顔をすると連れていかれます。
クーポンタクシーは道路を渡ったところの左側にあります。この前でメータタクシーの客引きが待ち構えてることもあります。
無視して、小さなオフィスの中に入り、まず行き先を告げます。
フィリピン航空の国内線に乗るなら、「Terminal2, Domestic terminal」
国内線ターミナルに乗るなら、「Domestic terminal, エアライン名」
と単語を言えば通じます。紙を渡されるので運転手に渡します。
ほとんどの場合、行き先と飛行機の時間を再度聞かれますので心の準備をしておきましょう。
到着したら降りて荷物を降ろしてから料金を払います。
出来るだけ150ペソぴったり渡すのが無難です。クーポンタクシーといえどもおつりはくれない人も多いです。
荷物が多い場合は20ペソくらいチップをあげてもよいですが、ピッタリでも文句は言われないと思います。
帰りはシャトルバスがお得
帰りの乗り継ぎは3時間以上ある場合が多いので、シャトルバスも悪くありません。
フィリピン航空の国内線で到着した場合は、建物を出ると右側にクーポンタクシーのカウンターと乗り場があります。
シャトルバスはさらにその右奥に乗り場があります。看板が出ているのですぐに分かります。
みんな大きな荷物を持った人が多いので、5,6人しか乗れないこともありますが、少し待てば次のシャトルが来ます。
荷物は運転手が積み込んでくれるので、行き先を告げて乗り込みます。一人20ペソ要求されるので準備しておきましょう。
私が乗ったときの巡回順は、
Terminal2 → Domestic → Terminal3 → Terminal1
と、一番の大回りでしたが、時間は30分ちょっとでした。
ま、わずらわしい思いをしたくない人は素直にタクシーに乗りましょう。
おまけ
特に Domestic Terminal は要注意!
ボラカイなどに行くとき、Zest Airを利用するときに使うターミナルです。
最近少し減ったかなぁーと思いますが、ここのたかりは結構ひどいのがいました。
どんなに断っても荷物を勝手に運んじゃう人なんかはまだ可愛いほうです。
超過手荷物料のおつりさえ、とぼけて払おうとしない職員がいたり、
空港使用料(400ペソ)を払うカウンターがあり、その付近にガードマン風の格好をした人が数人いるのですが、
さぞかし、自分に渡しなさい、と近寄ってきます。たしかに支払いはやってくれますが、
500ペソ札なんぞを渡そうものなら、おつりはとーぜんポケットです。
そして、早くX線検査を通りなさい、と中へ押し込まれます。
はじめての人なんかは、結構えじきになるのではないでしょうか。
しかもこのガードマン、人からライターを没収し、「たばこ吸うならこっちだぞ」 と喫煙ルームに連れていき、
火をつけてやる度にチップを要求する、というせこさ。
まあ、いずれも微々たる金額ではありますが、こういうせこい取り方をする人に会うと気分がよろしくないですね。
払う必要がない場合は、要求されてもはっきりと断るか無視するに限ります。
フィリピンに限りませんが、中にはほんとに親切な人もいるので、そんな時は忘れずにチップを渡しましょうね。
コメント
済みませんが教えてください。
①HKGからPR0311(23:50着)でMNLへ行きます。その後、次の日早朝にPR0191でTAC行きに乗り継ぎます。
共にターミナル2ですが、国内線ターミナルは夜間でも解放していますか。又は国際線ターミナルに朝まで居られますか。
②復路はTAC→MNLがPR0392(12:25着)です。この後、HKG行きPR0306が14:50です。乗継時間は十分ですか。
なお、当方初めてのフィリピンです。
以上、よろしくお願いいたします。
こんばんは。
私の分かる範囲でのお答えになりますが、
①マニラ空港は24時間営業ではありませんので、空港外に出る必要があると思います。空港の外にベンチとかありますが、そこにいてOKかはちょっと分かりません。ただし、あまり治安がよいとは言えませんので仮眠を取ったりするのは避けたほうがよいと思いますよ。
②フィリピン航空の乗り継ぎなので十分だと思います。もし、遅れたりしてもフィリピン航空が面倒見てくると思います。
お気をつけて行ってらっしゃいませ。
ご回答有難うございました。
往路の国内線は05:40フライトです。イミグレ通過などしてると待ち時間は2Hくらいと想像しています。国内線も03:00頃には開くでしょうから、ベンチででも待機します。マニラは他の国とは状況が違うようですね。
こんばんは。
おそらく現在も変わっていないと思いますが、空港で念のため確認してくださいね。
それと、ほんと危ない人や親切そうに近寄ってきてチップをねだる人もたくさんいますのでお気をつけください。
深夜帯に行ったことがないので、その時間帯の状況を把握できていませんが、個人的には一番緊張する空港です(^^;
さらっと何事もないかもしれませんが、油断は禁物ですので。
昨日帰ってきましたので報告いたします。お蔭様をもちまして全く問題ありませんでした。
往路:HKGのフライトが2H以上ディレーし結局24:00過ぎに搭乗、MNL着は02:30。イミグレは空いていて一番で通過、そこで手荷物を一旦ピックアップ、税関検査後すぐに引き返しまた預けました。これはHKGのカウンター、飛行機の隣の席のフィリピン人おネエさんに教わりました。このおネエさんには地震と津波のお見舞いを言われました。
その後、国内線ターミナルに移動、スムースです。既にターミナルは開いていて、すぐに中に入れましたが、入口で係員に誕生日だからとチップをねだられましたが、そのあまりにも取ってつけた口実に思わず大笑い、相手がひるんだところで通過しました。ディレーしたおかげで待ち時間は2Hあまり、寝る暇もなくTAC行きに搭乗した次第です。
復路:荷物はTACからMNLスルーで直接HKGまで。フライトも定刻通り。MNLの国際線ターミナルには入口に長蛇の列ができていましたが、既にチェックインしているので並ばずに入れました。トランジットの所要時間はイミグレを入れても0.5H。
サウスレイテではお目当ての魚は見られませんでしたが、それなりに楽しめました。すごい田舎で、漁民は自給自足の生活に近い感じでしたね。これからフィリピンに行く機会が増えそうです。
有難うございました。
irifuneさま、お帰りなさい。
スムーズにトランジットできたようでよかったですね。
私も震災のあとサイパンに行きましたが、顔合わせる人みんな、
日本は大丈夫か?被害にあったか?と声かけてくれました。
ふだん小憎らしい役人もなぜかフレンドリーに感じちゃいました(笑)
フィリピンの田舎はいいですよねー
先日、BI Clearance のCertificateを取得できたので
今年は我が家もビシビシとフィリピンに行く予定です(^^)