マニラの入出国をまじめに再考する

再び寒い東京に逆戻りしております。

数日前、「マニラ 今回も逮捕か?」という記事にGoogleの検索から飛んできたがいらっしゃいました。
変わった人がいるなぁ~って思いながら、試しに自分も検索してみました(笑)

そしたら、これがまたいろいろと出てくるんですわ。

例1)殺人犯と同姓同名で実際に逮捕された(もちろん後で釈放されたけど)
例2)同姓同名で何度か入国で取調べを受けてきたが、あるときは強制送還された。
例3)入国は問題なかったが、出国時に同姓同名で10日間も拘束された。


自分くらいなもんかと思ってら、日本人が一番多いらしいです。
しかも、その場でお金を要求された人もいるとか。。。(やっぱり役人が一番腐ってる?)

ちなみに、その条件とは、名前(ローマ字表記)が同じということ。
ただこれだけです。それ以外の情報は一切考慮されません。
考慮されないというよりデータベースに入っていないのでしょうね。

なので、名前が一致すれば無条件に別室へ連れていかれて尋問を受けることになります。
私の経験では、過去の渡航暦を全て証明出来て、渡航の目的やフィリピン国内での行動などを
ちゃんと説明出来れば最終的には解放されています。

はじめて引っかかったときは、ちょうどパスポートが新しくなったときで、
当然古いパスポートなんて持っていませんでしたから、かなりしつこくいろいろ聞かれました。
この時に、きちんと説明出来ず、例えば、、、

人相があまりよろしくない、とか、
どんな事情であろうとも指が欠損している、とか、
若気の至りで、タトゥーを入れていた

などに該当するかたは、かなり厳しいことになり、それこそ強制送還あるいは拘束が待ち受けているようです。
服を脱がされることもあるとか。

また、不思議なことに入国で必ず引っかかる人もいれば、私のように出国の時しか引っかからない人も
いるのです。
どうやら、入国用のブラックリストと出国用のブラックリストは別らしいです。(未確認ですが)

そして、このリストは追加はされても削除はしない

要は、メンテナンスなんてする人がいない、する気がない、というシロモノなのです。

なので、いったんリストに同じ名前が載ってしまった人は、一生この扱いを受け続ける訳です。


いくつかの対応策としてあげられているものをチェックしてみると、、、

1.警察で無犯罪証明書を発行してもらう。
 → 入国管理局の配下では効果ないそうです。

2.大使館に証明書を発行してもらう。
 → これも同様に効果ないそうです。(私が実際に大使館に相談済み)

3.査証(ビザ)を取得していく。
 → 一部では、有効とのことです。
  ただ、通常22日以上滞在する場合に取得するものなので、
  4日や5日程度の滞在で毎回査証を取得するのもどうかと。。。
  しかも、申請にはチケットなどの提示が必要なので、
  すんなりと発行してくれるのかちょっと?

4.マニラシティの入国管理局で「Certificate」を発行してもらう。
 → これが今のところ一番確実のようです。
  しかし、入国時に引っかかる人はどうするんでしょう??
  実際にどんな説明をしたり、どんなこと聞かれたり、どんな扱いされるのか
  かな~り不安な要素いっぱいです。。。
  運良く入国出来たとしても、一日潰してマニラに滞在するする必要があります。
  トランジットしかしない私にとっては、貴重な休日を潰すわけでなんかアホらしいよなー、、、、、
  ちなみに発行には、500ペソかかるとか。


結局、4しかなさそうですが、前述したようにリストから削除されるわけではないので、
入出国時に意地悪なオヤジ(オバア含む)にあたれば、嫌な思いすることは免れないでしょう。

個人的には、「俺は無実なんだぜ!毎回おまえらの仕事を増やしてやるからかかってこい!」
という気分なんですが、、、、
いつ、強制送還や拘束されるか分からないってのは精神的によろしくないですよね。。。
これが逃亡犯の気分ってやつでしょうか、、、(笑)

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